top of page
検索

【売買終了/物件番号 : 144】職人と若者がつながる野村の家




高岡は、ものづくりのまちとして有名ですよね。

今回紹介する、昭和52年に建てられた野村の物件は、もともと銅器職人の方が住んでいました。

今でも銅器を移動させるための吊り下げクレーンが天井に残っているんです!面白い!


この物件は部屋と収納が多いので、いろんな使い方ができそうです。

シェアハウスにするのもいいし、開放スペースにするのもいいし...。

テラスで風に当たりながらリラックスするのも気持ちよさそうだし...。

周りに高校が沢山あるのもポイントになりそうだし...。


ドキドキワクワクを胸に抱えながら、暮らし望想編、スタートです!


構造は主に木造、一部鉄骨の2階建てです。




■物件周辺のようす



物件の付近は田んぼを整備したアパートが多く、幼稚園や高校があり子供たちの声が聞こえます。

さらに、飲食店や銀行などの生活に必要な施設も。

物件の近くに住んでいる方が、「ここは本当に住みやすくて何も困らない」とおっしゃっていました。


私のお気に入りは、近くにあるレトロな喫茶店!

かぼちゃプリンがとっても美味しいのです!!


■物件の中に入ってみる


物件の間取りはこんな感じです。


玄関から入ってすぐ左にある洋室から行ってみましょう!


ロフトと広いクローゼットがあります。


ポイントは開口部が広いこの戸!

道路に面していて、いろんな使い方ができそうです。

戸を全開にして、イベントスペースやギャラリーにするのも良いかも。


右側に見える戸は車庫と繋がっています。

車庫でバーベキューをしていても、すぐここから入れちゃう!


次は廊下を通って突き当たりの部屋へ。


15.5帖という広い空間!

左手にはバルコニーがあります。


そして驚いたのが•••


この広いクローゼット!

広すぎる!!!

部屋として使えるくらいの広さです。


キッチンはこんな感じ。

改修が必要だけど、使いやすそう!


先程の廊下を通って、お風呂も見に行ってみましょう。


綺麗で広いお風呂!

まだ新しいという印象です。


ちなみにトイレはこんな感じ。

広くてゆったり使えます。


次はお待ちかねの2階へ。

トイレの正面の階段を上がっていきます。


2階にはなんと洋室が4部屋もあります。

プライベートな空間がしっかり確保できるので、シェアハウスとか良さそう!


テラスからの景色はこんな感じ。

南側なので洗濯物を干すのに最適ですね。


そしてそして、この物件の一番面白いポイントは•••


じゃーん!ここです!


一番初めに入った一階の洋室、覚えていますか?

もともとあの部屋には天井がなく、吹き抜けで、ここと繋がっていました。

以前は銅器職人の工房として使われており、リフォームしてあの洋室ができたそうです。


以前は銅器を移動させるための吊り下げクレーンがありました。

今でも天井にその名残があります。


■暮らしの提案


「高校生が集う職人の家」

1F 開放スペース

2F 職人の居住・製作スペース


職人の少数化・高齢化が進んでいる現在。

そんな今、職人の方と若者がつながる場所があれば素敵だな〜という望想です。


職人が住んでいた家を職人が住み継ぐって面白い

高校生が夜まで気軽に使えるスペースが欲しい


この物件は部屋がとても多いんです。

水回り以外なら、十分2階のスペースだけで生活できます。

だから1階を開放スペースにしてみたらどうだろう!


物件の周辺には高校が何校もあります。

家で勉強すると集中できないから、夜まで開放されている場所って高校生にはきっとありがたい。

だから、1階の突き当たりの洋室を22時頃まで開放。

コンビニが近くにあるからそこでご飯やお菓子を買って、22時まで勉強して、帰っていくような感じ。


勉強するだけではありません。

玄関の隣の洋室は、騒いではいけないけどおしゃべり可能なスペースで、18時頃まで開放。

ここで他の高校の友達と仲良くなったり、職人がふらっと覗きにきて話したりする。

そんな場所があったらいいなと、ワクワクしながら考えてみました。


■物件の素敵ポイント

・住みやすい周辺環境

・窓が多く風通しが良い

・1部屋に1つのエアコン

・とにかく収納が多い

100万円分のリフォーム費用還元(令和4年3月末までに契約の場合)


■注意点

・全面改修が必要(特にキッチン)

・車庫は一台分の広さ


■この物件の詳細と連絡先(高岡市空き家バンク)




■この物件を取材した人



Saki Nagatsu


富山大学芸術文化学部

趣味はカフェ巡り













最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page