【物件番号:405 横田町三丁目6-20】和と洋が交差するピロティ付きの縦長住宅
- 隆 伊藤
- 8月7日
- 読了時間: 5分
更新日:9月18日

今回紹介するのは、和と洋が交差するピロティ付きの縦長住宅。敷地に入るとまず見えるピロティの入り口の独特な形状にワクワクしますね!ここでは一体どんな暮らしができるのでしょうか。
■ギャラリー
■周辺について
高岡駅からは車で10分、徒歩で25分、そしてバス停の瑞穂町からは歩いて8分程の場所に本物件は位置しています。国道8号線や県道64号線といった大きな道路が近くに通っていることもあって車での移動には利便性があります。また、近くには金屋町の千本格子の家並みや山町筋といった歴史的な街並みが多く残されており、かつての高岡の雰囲気に想いを馳せることもできます!
さらに!徒歩圏内にスーパーマーケットや家電量販店、衣料品店といった多くの店舗があり、生活していく上で不自由なく過ごすことができるのです。あまり遠くに出かけるのが好きではない方、インドア派な方にもおすすめの立地です。
◼︎物件について
さてさてそれでは物件の方を見ていきましょう。
物件に向かうと、天井が低く秘密基地感のあるピロティ(駐車場)の奥に緑で包まれ、石で構成された池が迎えてくれました。
鉄骨で作られた洋風のピロティ空間と石で構成された和風の池が共存する唯一無二の空間になっています。
この空間で晩酌やバーベキューをしながら池の音や風景を眺めるのもいいかもしれませんが、天井が低いので停められる車には制限があり、注意も必要です!

もう少しあたりを見回してみると石で作られた菜園空間がありました!
日もかなり当たる位置にあるので、自分の好きな植物やお花を植えれば自分だけの理想のガーデニングライフも堪能できるかもしれません。

家の外(下)について見てきましたが、そろそろ家の中に入ってみましょう。
ピロティ横にある階段を登ると、デザイン性に富んだ黄色い天井の玄関が迎えてくれます。
天井が高いので何か物を持ちながら階段を上がる際にも安心ですが、この階段は外階段であるため雨風による影響を受けやすく、劣化しやすいので定期的なメンテナンスが必要です!

トイレと浴室につながる玄関ホールを抜けると日光がよく差し込む明るいキッチンがあります。スペース的にもかなり余裕があるので部屋の真ん中にテーブルと椅子を用意すれば、家族やお友達、親戚などを呼んで団欒の時間を過ごすことができそうです。

またキッチンには隣接して開放的なベランダが設けられています。洗濯物を干す以外にも、敷地内外の緑を一望できるこの空間に椅子を出して風に当たりながら乾杯するなど、気持ちの良い空間だからこそ、工夫次第で多様な使い方ができそうですね。

キッチンに戻ると、隣接した和室があります。キッチンの雰囲気からは一変し、落ち着いた雰囲気となっています。間に襖などはないため、一つの空間であることを活かして、テーブルと座布団を設置して夫婦のひとときを過ごせるリビングのように使うのもありかもしれませんね。

三階に上がってみましょう。
三階は階段を挟んで北側に洋室の空間、南側に和室の空間と対照的な空間が設けられています。まず、北側の洋室に入ってみると木目の落ち着いた空間に大きな本棚が見えます。少し本棚は歪んでしまっている部分もあるので、修理や手入れが必要ですが、収納設備が多く、何かを収納するのに長けている空間であるからこそ書斎等の趣味部屋に使うのもあり、ワークスペースのような作業空間にするのもあり、個人部屋として使うのもありといったように使い方は無限大です!!



また、南側の和室には広々とした二つの続き間の和室があります。
襖を使えば、二つの空間に分けることもでき、空間をどのように仕切るかで多様な使い方ができそうです。畳や障子によって構成される伝統的な和室が落ち着いた雰囲気を醸し出しており、こんな空間だからこそまちのお琴教室として使ってみるのもありかもしれませんね。



■暮らしの提案
「リタイア夫婦向け住宅兼街のお琴教室」
上記で多様な使い方の提案をしてきましたが、最後に魅力をまとめて振り返りましょう。
① 緑に包まれた小池
駐車場の奥に緑で包まれ、石で構成された小さな池が残されており、現在は水は枯れてしまっていますが、水を貯め、植栽も整えることで自分だけのミニ日本庭園が作れます!ペットとして魚を泳がせてみたり、ライトアップさせてみたり可能性は無限大です!ピロティに椅子やシートを引いて晩酌やバーベキューをしながら池の音や風景を眺めるのもなかなか良いかもしれません。

② 二つ連なる続き間の和室
三階の南側には二つの和室が連続しており、畳や障子によって構成される落ち着いた雰囲気を堪能できます。部屋の中央に襖がついていることもあり、襖を開ければ空間的にもかなり余裕があるので街のお琴教室として使ってみても面白いかもしれません。

③ 緑あふれる開放的なベランダ
二階にあるベランダでは緑を見渡すことのできる眺望の良さと風通しの良さを活かして、周辺の木々に加え、自分で育てたお花や植物を眺めながら椅子に座って紅茶やワインを楽しんだりと夫婦や友人といった大切な人同士で安らかなひとときを過ごすのもありかもしれません。

■こちらのお家の詳細と連絡先(高岡市空き家情報バンク)

■この記事を書いたのは…

りゅう
東京科学(工業)大学 大学院生
その家、地域が持つ「らしさ」を活かした暮らしとは何か…
正解は分かりませんが、日々そんなことを想像しながら過ごしています。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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