【物件番号:308 関大町2-31】駅のすぐそば。静けさと余白を備えた家。
- MEI TOMITA
- 5 日前
- 読了時間: 5分
更新日:2 日前

今回ご紹介する物件は高岡駅からわずか徒歩5分の好立地!閑静な住宅街にたたずむ元住宅、部屋数も多く家族連れや友人同士でのシェアなど、様々な使い方が想像できる余白のある物件です。
■ギャラリー
■周辺について
物件が位置するのは交通の中心・高岡駅から歩いてたったの5分!好立地ながら物件の周辺は閑静な住宅街が広がっています。
また徒歩圏内にはスープカレーやカフェなどの飲食店も点在し、自炊がおっくうに感じる日には近所で済ませてしまうこともできます。
高岡の賑わいを感じながら、住宅地の静けさも併せ持つ、そんな地域に位置する物件です。
■物件について
住宅街にある細い路地。路地を進んでいくと物件が見えてきます。

まずは外観の写真をご覧ください。

特徴的な模様のブロック塀が、この家のアイコンのような存在です。どこか可愛らしく、柔らかな印象。門を開けた先にはコンパクトな庭があり、手を入れれば、四季を近くに感じられる緑が出迎えてくれるでしょう!
ただ本物件には駐車場が無いため、車利用が多い方は近所の駐車場をお探しすることをお勧めします。
さて、物件の中へと足を進めていきましょう。

扉を開けると、広々とした玄関がお出迎え。アウトドアが好きな方やクリエイティブな方にとっては、様々な道具を置けるほどの余裕がある玄関は魅力的ですね◎
また玄関横の引き戸を開けると畳の間が広がります。


和室から見た玄関はこのようになっています。ここに腰かけて近所の方と談笑したり、来客の対応にもってこいの空間です!

また和室は前庭に面しており、光がゆっくりと落ちる心地よい縁側はどなたも気に入る場所ではないでしょうか。ここで客を迎えてもよし、読書や昼寝の場所にしてもよし。本棚を置いてヌックのように仕立てても楽しそうです。
玄関を上がり廊下を進んだ左には、先ほどの和室とつながるもう一つの和室が見えてきます。

火鉢や床の間がきれいに残っており、「暮らしの記憶」がそのまま残ったような空間です。そして、実はこの件の一番の特徴とも言える要素がこの部屋に隠されています。お気づきになられたでしょうか...?

それがこの雪見障子!一般的な雪見障子は庭に面していますが、こちらは展示用のような小さなスペースが出迎えてくれます。

ここに照明をあてるだけでギャラリーとして成立してしまうほどの素敵な空間です。クリエイティブな方や、コレクターの方にうってつけの展示空間です!
和室の先には広々とした洋室が広がります。


洋室は庭に面しており、開けた空間になっています。また庭はモルタル敷きのため、土汚れを気にせず作業できるのは嬉しいポイント◎
また外にすぐ出られるこの動線は、アートや工芸、写真・素材研究など「手を動かす人」の生活にぴったり!
採光も北向きで、柔らかい拡散光は制作活動にうってつけの環境ですね。

庭では、小さな展示会やバーベキューなどの集まりなど、用途は無限です!
洋室の奥には天井の高い開放的なキッチンが広がっています。


収納は必要最低限ですが、自由に棚や作業台を置ける余裕があります。あなた好みに彩ることのできる空間です!

またキッチンの右手には勝手口もあり、ドアを開けると小さな庭がお出迎え!鳥や虫たちがふいに訪れる、小さな自然がすぐそばにあります。
水まわりはキッチンのすぐ横!



水まわりにはレトロなタイルが残り、どこか温かい雰囲気があります。
※注意点として、トイレと洗濯機置き場は天井まで仕切りがなく、音が気になる方は手を加える必要がありそうです。
キッチン奥の階段を上がると、広々とした洋室が現れます。

広々とした空間は中央にパーテーションがあり、用途に応じて2つの空間にも区切ることができる万能さ!寝室と作業空間としてわけることで、メリハリのある暮らしも叶います◎
そしてこちらのお部屋からは遠くに立山連峰の圧巻な眺望も望めます!

さらにこの物件には屋上も併設されています!少しスリリングですが、星を見る夜や、作品撮影など、特別な使い方もできそうです。
一度1階に戻り玄関近くの階段を上がると、そこには連続する和室が2部屋。


畳は敷かれていませんが、そのぶん自由度があります。ラグを敷く、板間として使う、あるいは自分で畳を選ぶ ─ 自分好みの空間に仕上げてみてください!
また部屋の中の押し入れには巨大な長持が!

現代の生活にはどんな使い方ができるか、考えるだけでワクワクしますね!
暮らしの提案
ーアーティストのアトリエ・ギャラリー兼ルームシェアー
この家には、「たくさん使える空間」があります。 でも実はそれ以上に、“余白”がある家です。 それこそが、この物件の最大の魅力かもしれません。
◆展示・公開・発信ができる家


一階の和室は、来客を迎えるフロント機能を担いつつ、展示・発表のスペースにもなります。 雪見障子越しの展示棚は、まるで最初から作品を迎え入れるために用意されたかのようです。
室内展示だけでなく、前庭を使えば屋外展示も可能。 「家そのものが作品の背景になる」そんな空間です。
◆制作・交流・生活が緩やかにつながる


洋室とモルタル敷きの庭は、アトリエとしての使い方に相性抜群。仲間同士でともに制作活動に励んだあとには、庭でごはん。仲間と語らい、切磋琢磨しながらの活動は刺激的なはずです!
◆個人の居場所を保ちながらの共同生活


ルームシェアでよく懸念されるプライバシーですが、この物件ではその心配はありません。
それぞれが自分だけの空間を持てる動線計画。また完全に遮断されるのではなく、窓の外に目を向ければすぐに相手の様子も見ることができます。
つかず離れずの距離感で、 作品と暮らし、創作と対話、自分と誰かが共存できるそんな家です。
またそれぞれの個室にも十分な広さがあり、自分好みのメリハリのある使い方もできるのは嬉しいポイント◎
※複数人での利用については、所有者との要相談となります
■こちらのお家の詳細と連絡先(高岡市空き家情報バンク)

■この記事を書いたのは...

めい 東京科学大学(旧東京工業大学) 大学院生
趣味の旅行でいろいろなまちを訪れるたびに、そこで積み上げられてきた歴史や文化に思いをはせることが好きです。
最後まで読んでくださりありがとうございます!私の提案が、みなさまに「使ってみたい」と思っていただくきっかけになっていれば幸いです:)


























































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